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かなり長期でウイルスを出すことになります。
でも、仕事や学校は下痢さえおさまればいっていいけど、
家族間感染を防ぐために家族から隔離する期間って
いつまですればいいのか心配になりますよね。
そんな感染性胃腸炎の家族との隔離期間についてお伝えします。
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この記事の目次
感染性胃腸炎はいつまで家族と隔離しなきゃいけない?
感染性胃腸炎の代表的なノロウイルスは感染力がとても強く、
家族間での感染で注意しなくてはいけません。
他にも感染性胃腸炎としてはロタウイルスやアデロウイルスなども
ありますが、家族全滅になるケースのほとんどはノロウイルス。
でも、嘔吐がおさまれば便からのみウイルスが排泄されるとされていますが、
お医者様によっては唾液からも感染すると言われることも。
一番いいのは、トイレなど感染者と非感染者で
分けられればいいのですが、なかなかそう言うわけにも
いきませんよね。
集団で入居者がいるホームなどでは、集団感染を避けるため、
72時間完全隔離。(トイレはポータブル、食事も部屋で隔離)
その後、下痢などがおさまってから2週間は
消毒や隔離を行います。
家庭では基本的に感染している人は、
・食事の時間は別にする。
・お風呂は最後に入り、シャワーのみにする。
用にした方がいいです。
感染している人が使った後のトイレは消毒液で、
便座など使うたびに消毒します。
ノロウイルスの消毒に使う消毒液の塩素希釈について
ノロウイルスの消毒液は次亜塩素酸ナトリウムを使います。
次亜塩素酸ナトリウムと言うと馴染みがないかもしれませんが、
家庭用の塩素系漂白剤にも入っています。
家庭用の塩素系漂白剤は次亜塩素酸ナトリウムの濃度が
5~6%ですが、商品によって違うので確認しましょう。
塩素系漂白剤の次亜塩素酸ナトリウムの濃度が6%の場合の希釈について
ドアノブや手すり、水道の蛇口などを消毒する場合には
塩素系漂白剤の希釈率は300倍(濃度0,02%)になります。
(ペットボトルの水1,5mlに対して塩素系漂白剤5ml)
便や吐しゃ物などの汚物を処理する場合には
塩素系漂白剤の希釈率は60倍(濃度0,1%)になります。
(ペットボトルの水1,5mlに対して塩素系漂白剤25ml)
ちなみに、手は流水でせっけんを使ってしっかり洗うんですが、
いくら手についたウイルスが気になるからと言って、
塩素系漂白剤を薄めて消毒・・・ってことはしないで下さいね。
もし、手を塩素系のもので消毒したい場合には、
ミルトンを約20倍希釈したものを使いましょう。
![]() 【第2類医薬品】ミルトン 1000ml |
ノロウイルスの消毒 食器について
ノロウイルスの感染者の食事は別々にした方がいいのは
わかったけど、使った食器は普通に洗えばいいの?
と疑問に思いますよね。
使い捨ての食器で捨ててしまえば、一番安全かもしれませんが、
そんなこと、2週間も出来ない訳で。。。
ですから、感染した人の使った食器は塩素系漂白剤で
作った消毒液に10分くらいつけ置きしてから洗いましょう。
(熱湯につけ置いてもいいです。)
ノロウイルスの消毒 洗濯物について
吐いたものや便がついた衣類は捨てない場合は、
汚れが付いた部分は水で流して汚れを除け、
塩素系漂白剤につけ置きます。
色落ちする服で漂白剤が使えない場合には、
汚れを除けた後に熱湯やスチームアイロンなどの蒸気で
消毒しましょう。
85℃以上で1分以上なら消毒できます。
汚れが付いたものを水洗いした洗面所などにも
ウイルスが付着しているので、処理が済んだら
きちんと消毒液で消毒しましょう。
まとめ
感染性胃腸炎でもし部屋の中で吐いてしまったりしていたら、
壁の消毒はもちろんの事、カーテンも洗いましょうね。
あと、下痢がおさまった後もウイルスが便から出ます。
トイレで流す時にはトイレの蓋をしめましょうね!
ふたが開いていると、ウイルスをばらまくことになりますよ。
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