2016-01-10(Sun)
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菊田まりこさんの絵本”いつでも会える”は大人も感動できるおとなの絵本
菊田まりこさんの絵本”いつでも会える”。
ちょっと、いや、かなり感動したので
感動レヴューです。
実は、菊田まりこさんのこと知らなかったんですけど、
ママ友が本を貸してくれました。
大泣きしてね~♪
とのこと。
わたし、涙もろいんです。
プリキュアでも泣けちゃうくらい。笑
で、何でそんな話になったかっていうと、
小学校1年生の啓林館の国語の教科書に
”ずっと ずっと 大すきだよ”と言う
お話が載っているんです。
男の子とエルフと言う犬のお話しで、
一緒に大きくなるんですが、犬が先に
死んじゃうんですよね。
定番ですが。
それで、その話を娘が読んだとき・・・
ふーーーーーん。と。
親は泣きましたが。
わたしはかなりショックで、あれこれ説明。
可哀想ね!
と、明るく言ってくれました。
(更にショック。苦笑)
それで、最近実家の猫が死んでしまい、
その知らせで泣く娘、
シートン動物期の狼王ロボの話で泣く娘
の話をしたら、”いつでも会える”を貸してくださいました。
いっぱい泣いてね♪と。
かわいらしい犬の絵が表紙に描いてあるので
犬と子供の話しなのね!とすぐ察しがついたんですが、
定番だと思っていたんですね。
つまり、犬が死んじゃうパターン。
それはそれで、いっつも悲しい。
今までお空に送ってきた実家の犬や猫たちと
シンクロして胸が締め付けられます。
それが、菊田まりこさんの”いつでも会える”は
想像を裏切ってくれました。
そう、女の子が亡くなっちゃうんです。
ハチ公じゃないか!!!
なんで?なんで?どうして?
ちっちゃい女の子だよね?
(ここで泣きはじめるわたし)
犬のシロ君もとまどいます。
かわいい女の子のみきちゃん。
探しても探してもいないみきちゃんを想う
シロ君に天からの声が・・・!
(ここで大泣き。涙で本が見えなくなりました)
そして、前とは違う方法でいつでも会えることに
気づくんですが、奥が深い!
シンプルで言葉も少ない。
だからでしょうか、ガツン!ときました。
でも、2度読みは後でしよう。
この菊田まりこさんの絵本”いつでも会える”は
1999年度ボローニャ児童賞・特別賞を受賞しています。
ボローニャ児童賞国際審査委員会から、
とのコメントが本の帯についています。
子供に教えるのも大事ですが、
わたしは大人に読んで欲しい。
大人になっていくって、こう言う死や
別れを乗り越えて成長していくんですが、
乗り越え半端だったり、痛みが薄れただけだったり、
昇華出来てなかったりしませんか?
そんなまだ乗り越えられてない別れの
乗り越え方。
友達や親、兄弟から言われても納得できなかった痛みの
昇華の仕方を犬のシロ君が教えてくれます。
実はみきちゃんが亡くなって真っ先に思ったのは、
御両親の事。
わたしも、お母さんだな~、と思いました。
実家の亡くなった猫は19歳で、弟が拾ってきた猫でした。
実家から出ているわたしは看取ってやれなかったし、
いつも一緒だったわけじゃなくても胸が締め付けられます。
心にはぽっかりと穴が開いてしまいます。
この子は特にシャイな子で甘えるのが苦手だったんですが、
19年間すっと一緒に居た両親は大変ショックを受けていました。
その前に甘え上手な子や特別に頭のいい子など
見るからに特別な子たちを見送っていた両親は
死の別れに直面するのに免疫があるようでした。
でも、長い闘病生活を経て亡くなってみて、
”こんなにショックを受けるとは思わなかった”と。
その後母が
”どの子も特別なんや。特別じゃない子なんておらへんのやな。”
と言っていたのが印象的でした。
ほんと、みんな違ってみんな特別です。
金子みすずの詩じゃないけど、
”みんな違ってみんないい”
です。
犬や猫だけじゃない、子供だって一緒。
どの子も特別。
昨日からお友達のお家にお泊りに行ってる娘。
楽しんでいた様子。
会うのが楽しみです!
ちょっと、いや、かなり感動したので
感動レヴューです。
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菊田まりこさんの絵本”いつでも会える”を読んでの感想
実は、菊田まりこさんのこと知らなかったんですけど、
ママ友が本を貸してくれました。
大泣きしてね~♪
とのこと。
わたし、涙もろいんです。
プリキュアでも泣けちゃうくらい。笑
で、何でそんな話になったかっていうと、
小学校1年生の啓林館の国語の教科書に
”ずっと ずっと 大すきだよ”と言う
お話が載っているんです。
男の子とエルフと言う犬のお話しで、
一緒に大きくなるんですが、犬が先に
死んじゃうんですよね。
定番ですが。
それで、その話を娘が読んだとき・・・
ふーーーーーん。と。
親は泣きましたが。
わたしはかなりショックで、あれこれ説明。
可哀想ね!
と、明るく言ってくれました。
(更にショック。苦笑)
それで、最近実家の猫が死んでしまい、
その知らせで泣く娘、
シートン動物期の狼王ロボの話で泣く娘
の話をしたら、”いつでも会える”を貸してくださいました。
いっぱい泣いてね♪と。
かわいらしい犬の絵が表紙に描いてあるので
犬と子供の話しなのね!とすぐ察しがついたんですが、
定番だと思っていたんですね。
つまり、犬が死んじゃうパターン。
それはそれで、いっつも悲しい。
今までお空に送ってきた実家の犬や猫たちと
シンクロして胸が締め付けられます。
それが、菊田まりこさんの”いつでも会える”は
想像を裏切ってくれました。
そう、女の子が亡くなっちゃうんです。
ハチ公じゃないか!!!
なんで?なんで?どうして?
ちっちゃい女の子だよね?
(ここで泣きはじめるわたし)
犬のシロ君もとまどいます。
かわいい女の子のみきちゃん。
探しても探してもいないみきちゃんを想う
シロ君に天からの声が・・・!
(ここで大泣き。涙で本が見えなくなりました)
そして、前とは違う方法でいつでも会えることに
気づくんですが、奥が深い!
シンプルで言葉も少ない。
だからでしょうか、ガツン!ときました。
でも、2度読みは後でしよう。
”いつでも会える”は大人に読んで欲しいおとなの絵本
この菊田まりこさんの絵本”いつでも会える”は
1999年度ボローニャ児童賞・特別賞を受賞しています。
ボローニャ児童賞国際審査委員会から、
子どもに死と言う非常にデリケートな問題を 教えるためにもこの本は秀逸である
とのコメントが本の帯についています。
子供に教えるのも大事ですが、
わたしは大人に読んで欲しい。
大人になっていくって、こう言う死や
別れを乗り越えて成長していくんですが、
乗り越え半端だったり、痛みが薄れただけだったり、
昇華出来てなかったりしませんか?
そんなまだ乗り越えられてない別れの
乗り越え方。
友達や親、兄弟から言われても納得できなかった痛みの
昇華の仕方を犬のシロ君が教えてくれます。
いつでも会える [ 菊田まりこ ] |
まとめ
実はみきちゃんが亡くなって真っ先に思ったのは、
御両親の事。
わたしも、お母さんだな~、と思いました。
実家の亡くなった猫は19歳で、弟が拾ってきた猫でした。
実家から出ているわたしは看取ってやれなかったし、
いつも一緒だったわけじゃなくても胸が締め付けられます。
心にはぽっかりと穴が開いてしまいます。
この子は特にシャイな子で甘えるのが苦手だったんですが、
19年間すっと一緒に居た両親は大変ショックを受けていました。
その前に甘え上手な子や特別に頭のいい子など
見るからに特別な子たちを見送っていた両親は
死の別れに直面するのに免疫があるようでした。
でも、長い闘病生活を経て亡くなってみて、
”こんなにショックを受けるとは思わなかった”と。
その後母が
”どの子も特別なんや。特別じゃない子なんておらへんのやな。”
と言っていたのが印象的でした。
ほんと、みんな違ってみんな特別です。
金子みすずの詩じゃないけど、
”みんな違ってみんないい”
です。
犬や猫だけじゃない、子供だって一緒。
どの子も特別。
昨日からお友達のお家にお泊りに行ってる娘。
楽しんでいた様子。
会うのが楽しみです!
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